比較社会論（県立広島大学模擬国連プロジェクト）

比較社会論

ここは「比較社会論」（平成19年度）の学習支援ページです。

次回は最後のシミュレーションです

議事録

公式発言はこちらら
1st Meeting (12.14)
1. speech by Afghanistan
2. speech by Argentina
3. speech by Bosnia and Herzegovina
4. the informal debate for 20 minutes by Afghanistan
5. suspension of the meeting for 10 minuites by Bosnia and Herzegovina
2nd Meeting(12.21)
1. speech by Brazil
2. speech by Canada
3. speech by China
4. the informal debate for 20 minutes by Brazil
5. suspention of the meeting for 10 minuites by Mozambique

3rd Meeting(1.11)
1. speech by Denmarkl
2. speech by France
3. speech by Germany
4. speech by Egypt
5. the informal debate for 20 minutes by Afghanistanl
6. suspention of the meeting for 10 minuites by Chiar
7. speech by India

本物の公式発言

ホンモノの国連総会の公式発言をビデオとテキストで見られます
　第62回　国連総会　GENERAL DEBATE(今年9-10月）
大使のスピーチを聴いて、是非、ホンモノの雰囲気を味わってください

シミュレーション

公式発言について
- (重要)発言希望国がいなかった場合は、国名（英語）abc順になります
- (重要)公式発言をした国は発言内容をe-mailで富田まで送付してください
- 公式発言を始める際、一言、担当している国の言語で挨拶しましょう（ニーハオとかアンニョンハシムニカとかね）。
- この会合では質疑動議（公式発言への質問）を受け付けます）。

担当国

　国割り決定（最終版）　担当国一覧はこちら
　（pdfファイル 83kb ･閲覧時要パスワード）
　担当国の申込時と同じパスワードです

授業の進度

11回目　模擬国連第２回ミーティング　1221
- ２回目のシミュレーション。若干慣れて、積極的に多くの国と話しをしていたようです。
- 一方で、所属組織を気にし過ぎているいるようにも思えました。自国にとって最も重要なことは何かを基準にしてください。
- 冬休みの課題がでました。課題用に総会決議検索マニュアルのページを新設しました。活用してください
- みなさんよいお年をお迎えください。

10回目　模擬国連第1回ミーティング　1214
- シミュレーションが始まりました。
- 会議報告書を見るとリサーチ不足を反省するものがおおかったようです。興味深い授業になるかどうかは皆さん次第です。しっかりリサーチしましょう！
- 配布物　
  - 「国割り表」（訂正版）　
  - 「参加国の貧困に関する指標」
  - 「各国の外交姿勢と所属地域機構・安全保障機構・重要な同盟関係」

9回目　講義「国連とは何か」「模擬国連会議の進め方」「公式発言の仕方」　12.7
- 標記の講義をしました。
- さあ、来週からいよいよシミュレーションです。今まで学んだことを総動員して臨みましょう。
- 配布物
  - 『模擬国連ガイドブック』（貸与）　
  - 「国割り表」　
  - 模擬国連会議の歩き方（wordファイル）
  - 会議の歩き方の読み方（wordファイル）
  - 模擬国連簡易用語集（wordファイル）

8回目　講義「債務救済と宗教」　11.30
- 「宗教圏で行動が異なる」という名前で講義するはずでしたが、「貿易ゲーム」で重債務貧困国バージョンをやりましたので、日本がなぜ、債務返済にこだわったのかについて、宗教の観点から話しました。
- 一神教：全知全能の神の存在　神のもとではみんな平等→個人主義が生まれる）　「神に誓って約束します」→契約を破ると地獄に堕ちる　誰も見てなくても現実に罰がなくても約束は守る（禁欲）→天国にいける（来世救済）　→神を法に置き換えると　法治社会の誕生
- 多神教：専門分化した八百万の神々　契約の履行を見守る絶対的な神は存在しない＝第三者（仲人）が監視→人間関係優占主義（縁故主義）が生まれる　「○○さんの顔に泥を塗らないようにします」「約束やぶったらこの辺りでは二度と商売でけへんで　わかっとるな」　→約束をやぶったことがばれるとこの世で罰を受ける
- 債務返済にこだわることは、面子にこだわることだったんですね。「神の名の下にルールを変えたから、それに従おう」って急に言われても、縁故主義において重要な面子つぶされたら「かないまへんがな」。
- 皆さんが担当する国の主な宗教の特徴を調べて、どんな行動規範があるかを理解して、そのように行動してください。担当国の文化を知り、その国の大使になりきりましょう。
- 次回は、「国連とは何か」「模擬国連会議の進め方」「スピーチの仕方」について話します。

7回目「貿易ゲーム」　11.16
- 「貿易ゲーム」（重債務貧困国・産業廃棄物・国際会議・母語禁止バージョン）をやりました。結果は、1回目より貧富の差がつきました。赤字になった国もありました。最貧国には世界中の産業廃棄物が集まってしまいました。国際会議を開いて、全ての国が合意したルールを付け加えたにも関わらず･･･。世界の貧困問題は、どのようにしたら解決できるのでしょうか。

６回目「世界の貧困」についてプレゼン　11.9
- 「世界の貧困」ついて各班がプレゼンをしました。多くの班がパワポを使って説得力を高めようとしていました。力強いスピーチも、棒読みのスピーチもありました。効果は別として、工夫しようとすることが、まずは重要です。
- 次回は、2回目の貿易ゲームです。貧困の原因、解決方法をしっかり意識してやりましょう。

５回目　「貿易ゲーム」　11.2
- 貿易ゲーム（国作りバージョン）をやりました。クリップのお金なのに、裕福な気持ちになったり、寂しい気持ちになったり。わずか１時間でしたが、どうにもならない歯がゆさを感じた人もいたでしょう。参加者のみなさんは、いろいろ感ずるところがあったようです。無償援助が行われた所も多かったようです。
- さて、貧困がなぜ解消されないのか。ゲームから解決の糸口はつかめましたか。まだの人は、7回目の貿易ゲームでよく考えて見ましょう。
４回目「今、世界で解決すべき最重要課題は何か」　10.26
- 貧困、温暖化、水問題、経済格差、教育、CO2の排出というテーマが提出されました。議論および投票の結果、貧困が選ばれました。これまでの反省が生かせた人は少なかったようです。
- さて、これが今年の模擬国連のテーマとなります。６回目までに、論点についてリサーチしておいてください。

３目目「初代世界大統領を決めよう」ゲーム　10.19
- 初代世界大統領は誰がふさわしいでしょう。多数決をとらずに一人の大統領を選びました。
- 合意形成の難しさを実感できたと思います。合意形成には高いコミュニケーション能力が必要です。前回と今回の反省点をしっかり次回に生かしましょう。

２回目「メッシー君の散歩ゲーム」　10.12
- 異文化コミュニケーションに必要なものは、まずは、コミュニケーション能力です。この１回の授業でコミュニケーション能力は数段高まったはずです。それは、その難しさに気づいたからです。「ああすればよかった、こうすればよかった」と思いついたことを、次回以降の授業で生かしてください。
- 次回までの課題：
  - 世界大統領が選ばれることになりました。各自、大統領候補３名と、推薦理由をまとめておいてください。

１回目「無人島ゲーム」　10.5
- 私たちは、生活に「必要不可欠なもの（needs）」と「あればいいもの（wants）」の区別に気づかずにいます。「あればいいもの（wants）」の、ほとんどが維持管理するためにはエネルギーを必要とするものです。先進工業国・地域が、多くのエネルギーを消費しているとういことです。しかし一方で、開発途上国・地域の子どもたちには、食べ物や保健・医療、教育など、人間のくらしにとって必要不可欠なものが不足していることが多いのです。
- つまり、このゲームは、「何もない無人島」にくらすとして何が必要か話し合い、探ることによって、「needs」を発見し、私たちの豊かなくらしの中味や開発途上国・地域の子どもたちの現状に気づいていこうとするものです。
- 「needs」衣食住、医療をはじめ人間の生活にとって基本的なもので、教育とあわせてベーシック・ヒューマン・ニーズ（BHN）と呼ばれています。これらは、開発途上国・地域の人々が本当に必要としているものであり、そこから開発や支援のあり方を考えるきっかけにしてください。
（参考：『開発教育・国際理解教育ハンドブック－国際社会でも活躍できる日本人をめざして』２章１節「無人島ゲーム」）