比較社会論
公式発言
12/6
わが国は国内において資源のリサイクルの確立、湖・河川の汚染改善などの環境問題に取り組んで一定の成果を挙げてきました。国際社会においても高い評価を頂くことができました。しかし、昨今は地球規模の環境破壊により、様々な問題に直面しています。酸性雨による森林破壊、地球温暖化に伴う異常気象による大洪水などの深刻な被害に見舞われました。これらの被害を受けているのは我々だけではありませんし、我々の努力だけで解決するのも不可能です。
そこで、我々はこの地球規模の環境破壊に立ち向かうべく環境保護の新たな条約・宣言・基準・制約を設け、さらには全ての国家がそれに批准、履行することが必要であると主張します。
12/13
(Madam President,Excellencies,Ladies and gentlemen,)
サラーム。こんにちは。
はじめに、発言の場を与えてくださった議長に感謝します。
我が国は今年ひどい干ばつに見舞われました。アフガニスタンには飲料水や生活用水を雨水に頼る地域があるのですが、今年の雨季は降水量が少なかったため、こうした地域への被害は特に深刻なものとなりました。
水不足は食糧不足を招き、食糧不足によって大量の国内避難民が発生する恐れがあります。国内避難民が増えると、土地の荒廃や部族間の衝突が起こり、治安が悪化し、国の発展に支障をきたします。
そこで、我が国は水不足から派生する諸問題を解決するために、「Food for Work」という支援の形態を提案します。この支援形態は、災害によって水不足になり、食糧不足になった地域で、水不足を回避するための貯水槽やダムの整備、浄水システム、配水システム整備などを技術者の下、住民主体で行なわせ、支援側はその労働の対価として食糧配布を行なう、というものです。
我が国の場合、こうした形態の支援を行なってもらうことで、食糧不足を緩和でき、職業を得られるので国内避難民の帰還を促すことができ、地域を活性化することができます。
そして、我が国と同じような問題を抱える国々とこの支援形態に賛同して頂けるその他の国々に対し、Food for Work同盟の発足と加盟を求めます。
Thank you chair.
アッサラームアライクム。こんにちは。
先週モルディブ大使さんが公式発言で海水の淡水化施設について触れられていましたが、わが国は現在海水淡水化プラントを所有しており、全供給量のうち70%を淡水化した水でまかなっています。
この施設は島国や沿岸部の国にとってはかなり有効ですし、内陸の国には沿岸の国から作った水を届けることも可能かと思います。
水不足の解決には、もっと根本的な対策が必要です。しかし、それには時間がかかり、すぐに結果が出るようなものではありません。
海水は地球上に存在する水の97.5%を占めるといわれています。その海水を有効に活用できる淡水化施設を水不足に陥っている国に拡大させることを提案します。
しかし、この施設には技術と多額の費用が必要となります。そこで、技術力と資金を持つ先進諸国に対し、技術面、資金面での協力を求めます。
ご清聴ありがとうございました。
12/20
thank you,chair, director and secretary.
Good afternoon all deligate!!
シエラレオネ政府です。
まずはじめに、この61会期国連総会で水問題が取り上げられたことをとても嬉しく思っています。
今日までわが国に国際連合をはじめ、諸委員会、EU及び諸外国に、資金援助や技術協力を頂いたおかげで、様々な面で徐々にですが改善が出来つつあります。
そのことに、感謝の意を表すると共に、継続的な資金援助、技術協力を懇願いたします。
また、その他の国からの援助・協力も歓迎いたします。
わが国は、わが国の水問題を解決するためには、国連をはじめ、各国や共同体からの援助・協力が必要不可欠であると感じています。
10数年にわたる内戦が終わり、平和になった今、わが国は社会的インフラの整備及び衛生施設の建設などを急いでいます。
そして、最低限の生活が送れるよう努力しているところでございます。
最後に、この会議が水問題解決に向けてより進んだ会議になることを期待すると共に、コンセンサスでDRが採択されることを強く希望します。
ご清聴ありがとうございました。
1/10
ブラジルは世界の淡水の15〜20%を持っており、水資源は豊富であるといえます。この淡水は、その多くがアマゾン川によるものです。しかし安全な水を享受しうる人口割合は69%と、豊かな水資源があるのにもかかわらず低い割合であるといえます。
これには主に二つの理由が考えられており、水質汚濁とブラジル北東部の干ばつが挙げられます。
まず水質汚濁についてですが、これは近年の急激な工業化、人口増加によって引き起こされている問題です。この問題においては、公衆衛生や環境保護プログラムへの投資が遅れによる下水処理施設の不備を解決しなければなりません。
そしてブラジル北東部の干ばつも大きな問題となっています。この地方は、降水量が極めて少ない熱帯乾燥気候であるために、このままいくと砂漠化の危険性があるとも指摘されています。地域住民にとって、水資源の適切な開発、管理が求められています。
これらの問題から、人々にとっての安全な飲料水の確保が課題となっているといえます。豊かな水資源を守りながら、それらをどう有効に生かすかを考えなくてはなりません。
こんにちは「ズドラベーイテ」
外交姿勢 すべての近隣諸国との友好関係に努めている。
NATO 2004年3月 加盟
EU 2005年4月 署名 2007年1月 加盟実現へ
基本情報 面積約110千平方キロメートル、人口780万人、一人当たりGDP $2586
首都 ソフィア 宗教 大多数はブルガリア正教
水問題について
年間降水量は約700mm程度で少ない。水資源は、貴重となっている。しかしながら、各セクター間の水配分について適切な管理がなされておらず、1989年以前に策定された開発計画に基づき、需要量以上の取水が行われている。また、流域内及び流域間の複雑な導水により必要以上の水利用が行われているため、乾季には都市部において、慢性的な水不足を引き起こしている。他方、下水処理施設や工場の排水処理施設の未整備により、主要河川の水質悪化等が問題となっているとともに、河川の水質汚濁に起因する地下水の汚染が懸念されている。水質や水源保全を含む総合的水資源管理計画の策定が急務となっている。
2015年までに全ての水域を良好な状態にすることを目的として採択されたEU水枠組み指令(EU-WFD)(2000年10月採択)の要求事項を満たすために、各種取り組みを開始している。このEU-WFDに従えば、2008年に流域管理計画(案)の作成、2009年に国民への計画説明、2010年にEUへ提出という目標設定がある。現在ブルガリアは、EUの準加盟国の立場にあり、2007年の加盟に向けて多くの分野で準備が整いつつある。31分野の達成課題のうち「環境分野」において、「総合水資源管理計画の策定」が求められている。
・ブルガリア・ソフィア市浄水施設建設計画について。
ブルガリアはこの約十年間、民主化、自由市場へと歩んでいますが、都会と田舎には格差があり、経済上も決して安定しているとは言えません。国土全体に安全な飲み水確保のため、援助をお願いします。
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